こんにちは ゆうです。
今回は、互いにライバル関係にあるNVIDIA GeForceとAMD Radeonを比較してみました。
昔はNVIDIA製が一般ユーザーに良く使われるイメージがあり、AMD製のRadeonはマイナー向けのイメージがありました。
最近は、Radeonも勢いが増してきており、多くのゲーマーに使われるようになってきました。
ここで今一度比較をしてみるので、参考にしていただけたら幸いです。
目次
NVIDIA GeForceとAMD Radeonを比較!!
| NVIDIA GeForce | AMD Radeon | |
| グレード | ミドルエンド～ハイエンド | ローエンド～ミドルエンド |
| 価格帯 | 高価&高品質 | コスパ重視 |
| 映像出力 | 3D映像を綺麗に描画できる | 高画質な映像 |
| バリエーション | 幅広く取り扱っている | ミドルに集中している |
| 消費電力 | 全体的に低めに設計 | 消費電力は高め |
NVIDIA GeForceとAMD Radeonのバリエーションの差を比較!!
| NVIDIA | AMD | |
| RTX 2080 Super | 4K解像度、240hz以上に対応 | |
| RTX 2080 | 4K解像度、高リフレッシュレートに対応 | |
| RTX 2070 | WQHD解像度、高リフレッシュレートに対応 | |
| RTX 2060 Super | RX 5700 XT | WQHD解像度、高リフレッシュレートに対応 |
| RTX 2060 | RX 5700 | フルHD、高リフレッシュレートに対応 |
| GTX 1660 Ti | コストパフォーマンスが高い人気モデル | |
| GTX 1660 Super | RX 5600 XT | コストパフォーマンスが高い |
| GTX 1650 Super | コストパフォーマンス重視 | |
| GTX 1650 | RX 5500 XT | 低価格、エントリークラス |
NVIDIA GeForceは幅広いクラスを取り扱っているのに対して、AMD Radeonはローエンドからミドルまでのクラスに集中しています。
ミドルクラスのPCを手に入れたいという方には、AMD Radeonはオススメです。
ハイエンドPCに今後仕上げていくのならば、やはりNVIDIA GeForceを選ぶのが良いと思います。
NVIDIA GeForceのメリット
NVIDIA GeForceのメリットは、3Dゲームや画像・動画編集など負荷がかかる作業をする場合に3DCGの柔軟な描画ができるという事です。
耐久性やソフトウェアの部分もばっちりで、ハイクオリティの3Dゲームをやる方にはおすすめです。
Radeonもゲーマーに愛用されていますが、やはり使用率が高いのは、NVIDIA GeForceです。
ハイエンドPCを目指すなら、NVIDIA GeForceが良いと思います。
AMD Radeonのメリット
高画質な動画を視聴できます。
Radeonには、AMD Fluid Motionと呼ばれるAMD独自の映像補完技術が存在します。その機能をONにすれば、あらゆる映像を60フレームで視聴することができます。
古い映画やアニメを綺麗な映像で視聴したい方にはおすすめです。
結論:性能が優勢なのはNVIDIA GeForce
何だかんだ性能的にも優勢なのは、NVIDIA製のGeForceだと感じます。
価格こそAMD製のRadeonより高いですが、少しの差です。
ミドルエンド～ハイエンドまで幅広く取り扱っていますし、自分の希望の仕様に仕上げやすいです。
これからもGeForceが伸びる事は確かなのですが、Radeonも負けてはいません。
ストリーミングにはAMD Radeonが向いている
昔はユーチューブをのぞくとゲーム実況がメインでしたが、最近はゲーム実況だけではなく、Twitchなどでゲーム実況生配信が多く見られます。
これも時代の変化だな~と感じます。生配信をすることで、生でしか見られないワクワク感、ハプニングを演出することができ、多くの視聴者を楽しませることができます。
AMD Radeonは今こういった時代の流れに乗り始めています。AMDはストリーマーをターゲットに様々なPCモデルを販売しており、AMD主催のストリーマー向けゲーム大会も開催されたりします。
NVIDIAもAMDもターゲットが違うという風に感じます。
AMD Radeonのおすすめグラフィックボード
まずは、Radeonシリーズのおすすめのグラフィックボードを紹介したいと思います。
クラス順に紹介しますので、自分が仕上げたい仕様に合わせてみて下さい。
エントリーモデルならこれ一択?MSI Radeon RX 570 ARMOR 8G J
Radeonシリーズのエントリーモデル的な立ち位置の「Radeon RX 570」を搭載したグラフィックボードです。
動画を見ればわかりますが、3Dゲームは綺麗に描画されており、約60fpsくらいを維持しています。
若干、GTX 1060に劣っていますが、コスパはいいのでエントリーモデルには最適です。
| コア数 | 2048 |
| ブーストクロック | 1244MHz |
| ベースクロック | 1168MHz |
| メモリ速度 | 7Gbps |
| VRAM容量 | 8GB |
| メモリ帯域幅 (GB/秒) | 224GB/s |
様々なシーンで活躍してくれます!
ASRock AMD RadeonRX5500XT
次は、Radeonシリーズにミドルクラスに入る「Radeon RX 5500XT」です。
こちらも動画を見ればわかりますが、画質がかなり安定していますよね。
Radeonはローからミドルまでしかないですが、しっかりゲームを動かすことはできますし、何しろコスパはいいです。
| ブーストクロック | 1845MHz |
| ベースクロック | 1685MHz |
| メモリ速度 | 14Gbps |
| VRAM容量 | 8GB |
| メモリ帯域幅 (GB/秒) | 224GB/s |
クリエイターにも最適!玄人志向 AMD Radeon RX5700XT
最後は、Radeonシリーズの中でも高性能の部類に入る「Radeon RX5700XT」です。
フレームレートは100fps越えで、3Dゲームのカクつきは一切しません。
また、ゲームだけでなく、画像・動画編集にも最適で、クリエイターの良い相棒にもなるでしょう。
| コア数 | 2560 |
| ブーストクロック | 1905MHz |
| ベースクロック | 1605MHz |
| メモリ速度 | 14Gbps |
| VRAM容量 | 8GB |
| メモリ帯域幅 (GB/秒) | 448 |
NVIDIA GeForceのおすすめグラフィックボード
続いてはNVIDIA GeForceのおすすめのグラフィックボードを紹介したいと思います。
現在は安くなり手に入りやすい!ASUS NVIDIA GeForce GTX 1650
GeForceシリーズのミドルクラスに立ち位置する「GeForce GTX 1650」です。
GeForce GTX 1650は、一世代前のGeForce GTX 950の2倍のパフォーマンスを誇り、最大70%の高速化に成功しています。
昔は高価なグラフィックボードでしたが、どんどん新しいグラフィックボードが開発されてから価格も安くなり、個人的にはエントリーモデルとして最適だと思います。
| NVIDIA CUDAコア | 896 |
| ブーストクロック | 1665MHz |
| ベースクロック | 1485MHz |
| メモリ速度 | 8Gbps |
| VRAM容量 | 4GB |
| メモリ帯域幅 (GB/秒) | 128 |
ハイクラスに匹敵する性能!GIGABYTE NVIDIA GeForce GTX 1660Ti
GeForceシリーズのミドルクラスに位置する「GeForce GTX 1660Ti」は、ハイクラスでも良いレベルの性能です。
受賞歴のあるNVIDIA Turing アーキテクチャを採用しており、これによって綺麗なグラフィックパフォーマンスを発揮することができます。
ハイクラスに立ち位置する「GeForce GTX 1070」に匹敵する性能で、ミドルクラスにしては価格は少し高めですが、ハイクラスを体感できると思えば妥当だと思います。
| NVIDIA CUDA コア | 1536 |
| ブーストクロック | 1770MHz |
| ベースクロック | 1500MHz |
| メモリ速度 | 12Gbps |
| VRAM容量 | 6GB |
| メモリ帯域幅 (GB/秒) | 288 |
究極のグラフィックボードはコレ!玄人志向 NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER
GeForceシリーズの中でハイエンドクラスの部類に入る「GeForce RTX 2070」は高負荷な3Dゲームや高いフレームレートで遊びたい人におすすめです。
また、動画編集や3D系の編集(CADなど)の負荷がかかりやすいものをしっかりと処理してくれます。
ハイクラスになると人によっては、オーバースペックになりかねませんので、環境を整える必要や使用用途を考えるなどしないと、後から運用が難しくなっていきますので注意しましょう。
| NVIDIA CUDA コア | 2560 |
| ブーストクロック | 1770MHz |
| ベースクロック | 1605MHz |
| メモリ速度 | 14Gbps |
| VRAM容量 | 8GB |
| メモリ帯域幅 (GB/秒) | 448 |
NVIDIA GeForceとAMD Radeonの特徴を徹底比較します!:まとめ
今回紹介したグラフィックボードをまとめると以下です。
- MSI Radeon RX 570 ARMOR 8G J
- ASRock AMD RadeonRX5500XT
- 玄人志向 AMD Radeon RX5700XT
- ASUS NVIDIA GTX 1650
- GIGABYTE NVIDIA GeForce GTX 1660Ti
- 玄人志向 NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER
Apex・COD等の話題のゲームやPhotoshop・Premiere Proなどの編集ソフトを綺麗に描画しながら、快適に動かすにはグラフィックボードは必要不可欠です。
まずは、どういうスペックにしたいのか考えつつ、予算と相談してNVIDIA社・AMD社どちらのグラフィックボードを使うか選択しましょう。
今回はこれで以上です。
参考してもらえたら幸いです。
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