こんにちは ゆうです。
PC自作歴4年目で、会社でもPCのセッティングを任される事があり、PCスキルはそこそこあります。
グラフィックボードという言葉をパソコンに詳しい方なら一度は聞いたことはあるはず…
グラフィックボードは、ゲームや画像・映像編集をするのに重要なパーツです。
今回は、初心者~上級者向けまで幅広くグラフィックボードを紹介していきます。
目次
そもそもグラフィックボードとは?
グラフィックボードとは、通称「グラボ」呼ばれているPCパーツでパソコンからディスプレイに表示された映像を綺麗に滑らかに映し出す役割があります。
より臨場感を味わうために流行りのゲーム、高品質な映画に使用されたり、映像・画像制作など制作関係にも使われます。
グラフィックボードは搭載されていないパソコンが多く、自分で取り付ける必要がありますが、近年は搭載されているグラフィックボードも少しずつ増えてきています。
グラフィックボードの種類
映像や画像を綺麗に映し出すために使用されるグラフィックボードは、どのくらい種類があるかというと2種類しかありません。
グラフィックボードには頭脳にあたる「GPU」というものがあり、このGPUを開発しているのがNVIDIA社とAMD社の2社が主に開発しています。
NVIDIA社が開発しているGPUは、「NVIDIA Geforce」というGPUを開発しており、世界で一番使用されていると思います。描画スピードが速く綺麗な映像を楽しめます。個人的にな感想はとても壊れにくいです。
AMD社は「AMD RADEON」というGPUを開発しており、安定感のあるGPUだと思います。
AMD RADEONは、コンシューマーゲーム機にも搭載されており、例をあげるとPS4や2020年の末ごろに発売されるPS5にも搭載されています。
参考までに「NVIDIA Geforce」と「AMD RADEON」を比較した記事を貼っておきます。
グラフィックボードのメーカーを解説
グラフィックボードの製作しているメーカーを表にしました。主にメーカーによって外見などに違いがあります。
ASUS | ・外見がスタイリッシュでPC映えする ・GPU Tweak II ユーティリティというツールでパフォーマンスの調整ができる ・マザーボードも製作している ・価格は割と安価 |
MSI | ・外見が赤を基調としている。 ・マザーボードも製作している ・空気力学に基づいた設計で冷却性能が高い ・価格はちょい高め |
palit | ・外見はシンプルな感じになっている ・SSDも製作している ・ターボファンブレードという独自ファンで冷却性能を向上させている ・価格は安価 |
玄人志向 | ・外見はシンプル、黒いサングラスの男性がトレードマーク ・PCのアクセサリー関係も製作している ・サポートがついていないので、中級者~上級者向け ・価格は安価 |
GALAX | ・外見はカラフルで幅広い ・メモリも製作している ・マイナーなグラフィックボード ・価格はちょい高め |
GIGABYTE | ・外見は黒をメインにしており、光物も多い ・マザーボードも製作しており、AI・5Gなどの様々なソリューションに取り組んでいる ・価格は安価 |
ZOTAC | ・冷却性能は優れており、水冷からトリプルファンまで幅広く扱っている ・パソコンやマザーボードも製作している ・価格はちょい高め |
こんな感じです。
少しクラス分けすると…
初心者…ASUS・MSI・palit・GIGABYTE
中級~上級者…玄人志向・ZOTAC・GALAX
です。
価格や取り付けが容易なことを考えると、上記に書いてある通り初心者の方は4社が良いと思います。
グラフィックボードのメリット
グラフィックボードを搭載することで、どのような効果が得られるのか解説していきます。
綺麗で鮮明なグラフィックをゲームで快適に楽しめる
ゲームをよくやる方は、グラフィックボードを搭載することで、ゲームを今より快適に楽しめるようになります。
最近のゲームは、3Dゲームが主流になってきており、描画も現実と比べものにならないくらいリアルになっています。
例えば、apex・フォートナイト・pubgなどの3Dゲームは、グラフィックボードを搭載しないとまともに動きません。
事前にプレイにしたいゲームがあるなら、グラフィックボードを搭載したパソコンもしくはグラフィックボードを購入して組みましょう。
イラスト制作・3Dモデルデータ作成もスムーズ
グラフィックボードを搭載することで、photoshop・Illustratorなどのadobe製品もストレス無く動かすことできます。
また、自宅や会社のパソコンにCADを導入したいと検討している方もグラフィックボードを搭載することを強くオススメします。
CADは3Dモデルデータを作成するのでデータ処理するのにグラフィックボードは必要不可欠です。
自宅での映画鑑賞で映像の美しさを楽しめる
パソコンで映画など鑑賞する際、グラフィックボードを搭載しておけば今以上に美しい映像が楽しめます。
また、ユーチューブやサブスクの動画配信でも威力を発揮しますので、動画鑑賞をよくする方にもオススメです。
グラフィックボードおすすめ5選紹介!!
ここからは、おすすめのグラフィックボードを5選紹介したいと思います。
ゲームやイラスト・3Dデータ作成などそれぞれ向いているグラフィックボードを紹介していきます。
今は安価!!エントリーモデルとして最適
NVIDIA GeForce GTX 1650
NVIDIA GeForce GTX 1650は、 一世代前のGeForce GTX 950の2倍のパフォーマンスを誇り、最大70%の高速化に成功しています。
昔は高価なグラフィックボードでしたが、どんどん新しいグラフィックボードが開発されてから価格も安くなり、個人的にはエントリーモデルとして最適だと思います。
最新の3Dゲームはこれで十分快適に動かせます。
NVIDIA CUDAコア | 896 |
ブーストクロック | 1665MHz |
ベースクロック | 1485MHz |
メモリ速度 | 8Gbps |
VRAM容量 | 4GB |
メモリ帯域幅 (GB/秒) | 128 |
コスパ最強!?VRも快適にできるモデルAMD Radeon RX 580
AMD Radeon RX 580は、VRゲームにも対応できる性能を持ち、最高で75fpsという高い数値を発揮し、滑らかな映像を表現することができます。
AMD Radeon RX 580は、例えるなら先ほど紹介したNVIDIA GeForce GTX 1650より、性能が良いモデルでさらに安価に買えます。
デメリットは、取り扱っているメーカーが少ないことです。
これから高負荷な作業などする人向けのグラフィックボードです。
コア数 | 2304 |
ブーストクロック | 1340MHz |
ベースクロック | 1257MHz |
メモリ速度 | 8Gbps |
VRAM容量 | 8GB |
メモリ帯域幅 (GB/秒) | 256 |
これさえあれば困る事ナシ!?NVIDIA GeForce GTX 1660
NVIDIA GeForce GTX 1660は、受賞歴のあるNVIDIA Turing アーキテクチャを採用しており、これにより綺麗なグラフィックパフォーマンスを発揮することができます。
また、NVIDIA GeForce GTX 1660Tiの場合、ハイエンドクラスであるGeForce GTX 1070に匹敵する性能を発揮します。
これさえあれば、正直どのような作業でもほぼ快適にできると思います!
NVIDIA CUDA コア | 1536 |
ブーストクロック | 1770MHz |
ベースクロック | 1500MHz |
メモリ速度 | 12Gbps |
VRAM容量 | 6GB |
メモリ帯域幅 (GB/秒) | 288 |
ゲームシーンだけじゃなくクリエイトにも!!AMD Radeon RX5700XT
AMD Radeon RX5700XTは、ハイエンドモデルのグラフィックボードで、高性能RDNAアーキテクチャーによって、ゲームの性能・低電力・応答性など最大限に発揮できるように設計されています。
ゲームだけじゃなく、photoshop・Illustratorなどの編集ソフトも快適に動かせると思いますし、何かに特化した作業にはかかせないグラフィックボードです。
コア数 | 2560 |
ブーストクロック | 1905MHz |
ベースクロック | 1605MHz |
メモリ速度 | 14Gbps |
VRAM容量 | 8GB |
メモリ帯域幅 (GB/秒) | 448 |
3Dデータ作成も容易!!最強スペックNVIDIA GeForce RTX 2060
NVIDIA GeForce RTX 2060は、20シリーズの中でミドルレンジモデルの立ち位置ではあるけども、ぶっちゃけ性能はハイエンドモデルと同等です。
NVIDIA GeForce RTX 2060には、Turing GPU アーキテクチャとまったく新しい RTXグラフィックス プラットフォームが採用されています。この採用のおかげで、前世代のグラフィックボードより6倍のパフォーマンスを発揮しています。
また、AIの強化により、グラフィックが綺麗になっているのもポイントです。
クリエイターにもオススメできる製品ですし、これを買ったら将来的に性能不足に困らないと思います。
NVIDIA CUDAコア | 1920 |
ブーストクロック | 1680MHz |
ベースクロック | 1365MHz |
メモリ速度 | 14Gbps |
VRAM容量 | 6GB |
メモリ帯域幅 (GB/秒) | 336 |
3Dゲームに!グラフィックボードおすすめ5選:まとめ
今回は、グラフィックボードのおすすめ5選について解説しました。
まとめると…
・グラフィックボードにはディスプレイに表示された映像を綺麗に滑らかに映し出す役割がある
・グラフィックボード(GPU)はNVIDIA社とAMD社が開発している
・ゲーム目的ならNVIDIA GeForce GTX 1650やAMD Radeon RX 580で十分!
・ゲームだけじゃなく幅広く作業していく人はAMD Radeon RX5700XTやNVIDIA GeForce RTX 2060
今日はこれで以上となります。
参考になれば幸いです。
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